FLARToolKitのアプリケーションは、マーカーを認識して検出した傾きと位置を、毎フレーム3Dモデルに反映する仕組みでAR表現を実現しています。 モデルの本体はPapervision3DのScene3DObjectにぶら下がっているFLARBaseNodeクラス(DisplayObject3Dのサブクラス)のインスタンスで、与えられた傾きをsetTransformMatrixというメソッドでFLARBaseNodeのtransformへ反映しています。 このときにsetTransformMatrixではtransform(Matrix3D)の各要素を直接アップデートしているため、表示は変わるのですがrotationXなどのプロパティの値は反映されていません。 ですので、マーカー認識の支配下からはずした状態でTweenerとかでrotationXを変更したときに、回転の開始角が常に0-N