さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。キヤノンギャラリー銀座/札幌/仙台/梅田で、2015年7月23日から順次開催予定の中西裕人 写真展「Stavros アトスの修道士」を案内する。 Stavros(スタヴロス)は、ギリシア語で十字架を意味します。写真家 中西裕人氏は、ギリシア正教最大の聖地、世界遺産、聖山アトスを訪れ、中世より女人禁制をつらぬいたまま祈りに生涯を捧げる修道士のすがたと、エーゲ海北部のゆたかな自然を撮り続けました。この地は、ギリシア国内でありながら修道士の自治領であり、入域および写真撮影は、主席大臣の特別の許可が必要です。本展では、日本ハリストス正教会司祭である氏の父・中西裕一氏とともに修道士たちの生活に密着してとらえた貴重な瞬間をご覧いただけます。