サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大そうじへの備え
photo.cyclekikou.net
今から15年ほど前の20世紀末頃、ネイチャーフォトにのめり込んでいた時期があった。その頃の生活はといえば、土日はすべて撮影の予定で埋まっていた。何しろ自然が相手なのだから、カメラマンを待ってくれない。特に桜なんて時期が短いから、一週間でも遅れたら完全にアウト。土日しか休めないサラリーマンにとって、チャンスは年に一度しかない。もし逃したらあと一年待つしかないのだ。ゆえに撮影がすべてに優先する。当然、土日だけでそんなにたくさん回れるわけではないから、情報を収集してできるだけ効率良く回る計画を立てる。そして回りきれなかったところは翌年、またその翌年に持ち越されるのである。 ところがだいたい3年もするとおおよそめぼしいところはすべて行き尽くしてしまう。そうなるとあとは同じことの繰り返し、無限ループが始まるのだ。その頃から急に写真がつまらなくなった。年々フィルムの消費本数も減少していき、2004年頃
Pentaxのカメラに付属するPentax Digital Camera UtilityはRAW現像する際にカメラ側の設定を完全に反映できないことは周知の事実。バージョン5になってだいぶマシにはなってきたが、それでもエクストラシャープネスなどいくつか反映できない項目が存在する。またカスタムイメージなどの設定を反映できても、それはあくまでも「模倣」であり、カメラが生成するJPEGとはまったく同一にはならないこともうるさいユーザーには当たり前の事実。 ご存知のようにPentax Digital Camera Utilityは実質的にSilkypixを販売する市川ソフトラボラトリーが開発しているので、それは仕方のないことと思っていた。これまでPentaxに対してカメラ側の設定を完全に反映するように改良せよというような意見を述べたことがあった。しかし、それは事情をよく知らないユーザーの戯言であり、
写真を趣味とする者で物欲のない者などいるだろうか? まずいないだろう。「自分はカメラになど一切興味はない、ただ写真を撮ることに専念している」と自信を持って宣言できるカメラマンがいたらお目にかかりたいものだ(笑)。そのくらい写真と物欲は切っても切り離せない関係にある。それどころか、写真よりもカメラを買うことが目的になってしまっている人間の方が圧倒的に多い。それを誰も否定はしないだろう。たとえば、このブログは機材ネタを書くのをやめてからアクセスが激減した。写真には誰も興味を示さないが、機材ネタには食い付きが良い。大半の写真趣味人は写真よりカメラの方が好きなのだ。話題のカメラの記事など書けば、どかーんとアクセスが増える。だから手っ取り早くアクセスを稼ぐには機材ネタという麻薬を使いたくなるのである。(爆) では、なぜ写真という趣味は物欲に走りやすいのだろうか? これは他の芸術や趣味一般と比べても際
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『DEJA VU ~いつか見た光景~』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く