シリアの首都ダマスカスが解放されました。 反体制派によってアサド政権が崩壊、これから新たな体制づくりが始まります。 私が運営する市民メディア「8bitNews」では、この10年の間、シリア人ジャーナリストのエルカシュ・ナジーブさんや、ヨルダンのザアタリ難民キャンプで避難生活を続けるシリア人、ヤーセルさんや現地で支援を続けるNGO「国境なき子どもたち」の松永晴子さんと協力してキャンプの今を「ヤーセルさんからの便り」として伝えてきました。ついに、アサド政権が崩壊し、帰還への光が見えてきました。 一方でまだ何が起こるかわからないという不安もあります。 今、シリア人の皆さんは何を思っているのか。緊急インタビューとして、ナジーブさんにお話を伺いました。 ◆ダマスカスでは拷問をしていた秘密警察の地下から運ばれた灯油が人々を温めているエルカシュ・ナジーブさんは、日本と中東の架け橋として発信を続けてきた