最近日本のスタートアップが活気づいている。学生を含め、 多くの若者が会社を立ち上げ、明日のザッカバーグの夢を見ている。 (その夢の姿は往々にして『ソーシャル・ネットワーク』そのままだ。) だがきっとその夢は一生叶うことはない。残念ながら。 グレアムの言葉にしたがって楽天家を演じている日本人起業家の皆さんは 私に向かってこう言うだろう。「どうして君はそんなこと言うんだ? 俺たちは世界を変えるんだ。大変かもしれないがそれは不可能ではない。Facebookを見ろ。」 オーケー、オーケー、確かに起業家は世界を変える力を持つ。それはすばらしいことだ。 だがそもそもあなた方は起業家なのか?ザッカバーグなのか? 自問してみよう。残念ながら違うことに気づく筈だ。あんた方はただの”タレント”だ。 日本のスタートアップ環境は極めて特殊である。 そもそもスタートアップと言って良いのかさえ分からない。 それはこう
イノベーションは時に時間を掛けて考えるよりも、偶然の生み出される時がある。 どれだけ開発者が頭をひねり卓越したユースケースを考え抜いたとしてもユーザーが本来想定されていたのとは全く異なる方法で利用する事もある。 例えば元々Twitterがリリースされた当初、RTや#, @, DMはその開発者向けの便利な”隠れコマンド”でありユーザーが使う事を想定していなかった。 しかし、その便利さに気づいたユーザー達が”非公式”に使い始めたことで、一気に普及した。 また、Instagramも元々のチェックイン型多機能アプリBurbnの中で、最も人気の高かったフォトフィルター機能だけを抽出した事で人気に火がついた。 インスタ12周年 – パクリサービスから世界一のSNSへの道 実はインターネットやアプリが無い時代でも、幾つか本来の利用用途と異なったかたちで偶然生まれたイノベーションがある。そのうちの10のプ
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