米Googleは6月5日(現地時間)、“春の大掃除”で発表した「CalDAV API」のパートナー以外への提供終了を中止したと発表した。すべての開発者は同APIを今後も利用できる。 CalDAVは、クライアントがリモートサーバ上の予定表データにアクセスできるようにする標準プロトコル。CalDAV APIによって、アプリでのGoogleカレンダーデータの利用が可能になる。Googleは春の大掃除の際、「Google Calendar API」が定着してきたのでCalDAV APIの提供を9月16日に終了すると発表し、利用を続けたい開発者には申請するよう求めた。 この発表以来、利用継続申請が予想以上に多かったため、CalDAV APIの提供継続を決めたという。 ただし、このAPIの現在のエンドポイントは9月16日に廃止され、HTTP Basic Authenticationも同日以降はサポート