NPO法人環境研究所豊明が発行している機関誌「はちどり」VOL46(2018年4月発行)が、ヨーロッパにおける外来種問題を特集しています。 それによると、ヨーロッパでも外来種アライグマが急速に増えているそうです。 根絶がほぼ不可能であることもあって、WWFをはじめとする環境保護団体も各国政府も緊急に駆除が必要とは考えておらず、ドイツ最大の自然保護団体NABUも平和的共存の立場です。すでに帰化動物とされており、ふつうの狩猟対象動物です。 (熊森から) 日本でアライグマの野生化が正式に確認されたのは1977年だそうです。 40年を経過し、すでに広範な国土で繁殖してしまっているアライグマの根絶など不可能です。 <アライグマの分布図:国立環境研究所資料より> アライグマは多産のため、殺しても殺しても餌がある限りすぐ元の数に戻ります。 未だに国民の税金で大量の根絶殺害を続けている日本は、無用の殺生を