結局jQuery.Deferredの何が嬉しいのか分からない、という人向けの小話 一年ほど前に JavaScript - jQuery.Deferredを使って楽しい非同期生活を送る方法 - Qiita [キータ] という記事を書きました。 で、一年経って、ふと、「もっと分かりやすくjQuery.Deferredの便利さを説明できるんじゃないか」と思い立ってざざざっと書いてみました。 小話と言うにはちょっと長いけど。 -- jQuery.Deferredを使うと嬉しいのは、jQuery.Deferredの仕様を満たす部品同士を簡単に組み合わせることが可能だからです。中には処理を書き下すことができるとかコールバックのネストを防げるのがいいとか言う人もいますが、個人的にこっちのほうがよっぽど重要だと感じます。 例えるならレゴブロックです。レゴブロックはあの凸と凹を持ってるブロックを自由に組み合
このテキストは JavaScript のコールバック地獄に疲れたひとのためのコールバック駆逐術指南書です。対象読者は JavaScript道初段くらいの人です。このテキストを読むと、以下のそれぞれの手段における非同期処理制御の仕組み、利点および欠点がわかるようになるかもしれません。 コールバック地獄 jQuery.Deferred async.js Concurrent.Thread generators co fibers Web Workers (※なぜか『進撃の巨人』の一部ネタバレが含まれるので注意してください) それは『何故人はコールバックするのか』という話でしょうか? 非同期処理って面倒ですよね。JavaScriptではいわゆる コールバック地獄 というやつにしばしば陥りがちです。たとえば、Ajax でふたつのファイル hoge.txt と piyo.txt を持ってきて、それら
ここ最近はブラウザーの上で動く思いっきりRIAなアプリケーションを書いている私。こと通信の部分になると JavaScript での開発効率が、C++/Java/Objective Cなどと比べて格段に高いことをつくづく感じている毎日なので、今日は、そのあたりを少し解説してみようかと思う。 サーバーのAPIにアクセスするプログラムを書く方法は色々とあるが、「サーバー上の特定のURLにHTTPでアクセスして結果をXMLやHTMLやJSONで受け取る」というケースに限定すれば、基本的に3つのパターンに分けられる。 1. 同期通信 result = urlfetch.fetch("http://www.google.com/") if result.status_code == 200: doSomethingWithResult(result.content) その書きやすさのために、実務経験の
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