愛知県半田市の市立中学校で、妊娠中の担任女教師を「先生を流産させる会」と称して悪質な「いたずら」をしていた1年生男子生徒に対する教頭の説明である。 「思いつき」だけで済ませることなのか、「事の重大さ」を少し軽く見過ぎていないだろうか…… いたずらは、今年1月から2月にかけてあったという。先生に不満を持った生徒11人が「先生を流産させる会」と称してある行動を起こした。 ただ、11人のうち6人は名前だけの参加で、実際に加わったのは5人。1人は発案者、1人は見張り役、3人が実行役だったという。 で、問題は「流産」させるために、女教師用のイスの背もたれのねじを緩めるという具体的な行動を起こしていることである。実行した生徒たちは、ある程度こうすればこうなるという「結果」を予測できていたのではないか。 5月に出産する予定の女教師は転倒することもなく、大事に至らなかったようだが、転倒すれば流産の恐れもあ