どうでもいい話:日本の音楽の歌詞はなぜつまらないのか いとうせいこう氏のブログ「readymade by いとうせいこう」の2月22日付けエントリーで興味深い話が書かれていたので以下にそのまま引用: ミドリカワ書房のニューアルバム『みんなのうた 2』を聴く。 正月に会ったとき、「メジャーでは出ません」と言っていた意味がよくわかった。 「腰の曲がったおばあちゃんを さっき僕らは轢き逃げした」で始まる『ドライブ』。 「母さん とうとう来週の水曜日だよ 母さん とうとう法律に僕消される」と歌う『母さん』(つまり死刑囚の歌なのだった!!)。 「文学で許されている表現が、なぜ音楽ではダメなのか」というミドリカワの真摯な世界構築は、音楽界的にはあまりにシニカルでブラックなのである。 がしかし、ミドリカワの主張は正しい。 音楽であらわされる世界観はもっと拡張されるべきである。 ひき逃げというシチュエーシ