第三者の手による「iPhone」用ブラウザを快く受け入れたりはしないであろうAppleが、他の環境で稼働している「Firefox」のブックマークや開いているタブを同期するMozilla製のアプリケーションを承認した。 「Firefox Home」アプリケーションはかつて「Weave Sync」と呼ばれ、今は「Firefox Sync」と呼ばれているプロジェクトから派生したもの。Mozillaは同アプリケーションをAppleの「App Store」に6月30日に申請した。 生活の中で使用されるコンピューティング端末が増えるにつれ、同期機能の重要性は増している。今やその対象は自宅や職場のコンピュータに限らず、携帯電話やテレビ、タブレットにまで広がっている。Firefox Syncは「Firefox 4」に搭載される予定で、Googleも同様の同期ツールを「Chrome」に搭載している。