このところ、「LinkedIn」に求人広告を掲載した企業には、いつものように大量の履歴書とカバーレターが届いただけでなく、非常に意外な反応が返ってきたかもしれない。Edge Networking Systems, LLCから訴訟の脅しが届いていないだろうか。 Edge Networking Systemsはパテントトロールだ。つまり、特許を買い漁って、自ら使用するのではなく、その特許を使いたい人から金銭をゆすりとる企業だ。例えば、「Kubernetes」エンジニアの求人情報を掲載したとしよう。同社のボットがこれを発見すると、掲載企業がKubernetesを使用している可能性が高いと判断して、停止通告書を送りつけ、同社のKubernetesの特許を侵害しているためライセンス料を支払う必要があると主張する。これが野蛮で不思議な21世紀のパテントトロールの世界だ。 この裏にはどんな論理があるのだ