「効率的に美人になって、もっと人生を楽しみましょう。」とは、元ピチカート・ファイヴ3代目ヴォーカリストとして、渋谷系の女王として、国内外を一世風靡した、野宮真貴さんの言葉です。もともと器量がよくなかったという野宮さんが、35年にわたる人に見られる歌手という仕事を通じて獲得した「美人に見せるテクニック」を赤裸々にまとめた『赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック』が発売されました。本書の一部を抜粋してご紹介します。 まず、私のことを少しお話ししましょう。私は1960年生まれで、今年(2016年)で56歳になりました。 子供の頃から器量が良いほうではありませんでした。早生まれで身体からだが小さく、勉強も運動も苦手でいつも劣等感を抱いだいていました。おまけに極度の人見知りで、学校で一言もしゃべらないこともしばしば。コンプレックスだらけの子供時代でした。 そんな私の唯一の楽しみ