今朝の朝日新聞朝刊に小さく出ていた記事です。 イラン人一家を退去処分 法相の在留許可下りず 最高裁で家族全員の国外退去処分が確定した群馬県高崎市のイラン人、アミネ・カリルさん(43)一家が8日午前、東京入国管理局に出頭した。法相が特別の事情をくんで国内在留を認める「在留特別許可(在特)」は下りず、一家4人の国外退去を命じた。 アミネ・カリルさんは、1990年、日本がまだ好景気でバブルに湧き、イランとの間でビザなし渡航を維持していた時期に、移住労働者として日本に入国。他の多くのオーバーステイの外国人と同様、役所に行って外国人登録もし、子どもたちは公立の学校に入学し、日本人の友達と共に、日本人と同じように生活してきました。 ところが、1999年、APFS(Asian People's Friendship Society)という外国人支援団体が、日本人と同化した子どもたちを抱えるオーバーステイ
2日前から怒りが鎮まらない。それどころか、事実を調べていくほどに、やりきれなさと憤りが高まり、頭に血が上ってくる。「怒り心頭に発する」とは、こういうことをいうのかと思い知った。一昨日、「イラン人一家を退去処分 法相の在留許可下りず」(12/8、朝日)という記事を読んで、まず引っかかったのは、「最高裁で家族全員の国外退去処分が確定した群馬県高崎市のイラン人、アミネ・カリルさん(43)一家」が「在留特別許可(在特)」を求める理由として、「長女と次女は日本語しか話せず、2歳で来日して現在18歳の長女マリアムさんは、大学進学も決まったことを理由に挙げた」という事情が述べられている箇所だった。日本で生まれ/育ち、「日本語しか話せ」ない子供たちが、なぜ国外への退去を強制されなければならないのか。 後で思い出したのだが、今年の夏(7/15)、NHKの『ETV特集』で、「難民をどう受け入れるのか」という番
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