男性の脳内に寄生した条虫の動きを示した脳スキャン画像(撮影日不明、2014年11月20日提供)。(c)AFP/GENOME BILOGY/NAGUI ANTOUN 【11月21日 AFP】英医学研究支援団体ウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)のサンガー研究所(Sanger Institute)は21日、4年間にわたり男性の脳に寄生していた珍しい条虫を摘出したと発表した。 マンソン裂頭(れっとう)条虫(学名:Spirometra erinaceieuropaei)と呼ばれるこの寄生虫が、英国で報告されたのは今回が初めて。この条虫は、寄生していた間に男性の脳の中で右側から左側へ5センチほど移動していた。条虫を除去する手術は成功し、男性は快方へ向かっているという。研究チームは、感染した場合の治療法検討に役立てるために初めてマンソン裂頭条虫のゲノム解析を行った。 この条虫が寄生する
3月27日、米メリーランド大学メディカルセンターは、リチャード・ノリスさんに行った全顔面移植手術について会見を行った。写真左は手術前、右が手術後。提供写真より作成(2012年 ロイター) [ボルティモア 27日 ロイター] 米メリーランド大学メディカルセンターは27日、リチャード・ノリスさん(37)に先週行った全顔面移植手術について会見を行った。これまで行われた顔面移植手術の中で、同手術は最も広範囲に及んだとしている。 バージニア州ヒルズビル出身のノリスさんは、1997年に顔面を撃たれ、鼻や唇を失い、ほとんど口を動かすことができなくなった。それ以降、手術を複数回受けてきたが、社会的に復帰できると思うほどには回復しなかったという。
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