北海道苫小牧市市民生活部の10代の一般職職員が、市民の婚姻届を受理したことを会員制交流サイト「ミクシィ」に投稿したことがわかり、苫小牧市は3日付で、この職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。 発表によると、職員はミクシィに自分の職場と名前を公表した上で、7月2日に市民が提出した婚姻届を受理したという内容の投稿をした。婚姻した市民の名前などは書かれていなかったが、同日に婚姻届を受理された市民から苦情のメールが届き、投稿が発覚したという。 星道博・市民生活部長は「公務員には守秘義務があり、私用でも退職後でも守らなければならない。職員に自覚が足りなかった。申し訳ない」と陳謝した。