サイバーセキュリティ企業のCheck Point Software Technologiesは、LGエレクトロニクスの家電製品向けスマートフォン用アプリ「LG SmartThinQ」に、SmartThinQ対応デバイスの不正遠隔操作を許してしまうぜい弱性「HomeHack」が存在していたと発表した。LGは、Check Pointからの情報提供を受け、すでに問題を修正済み。 HomeHackが存在していたのは、SmartThinQのモバイルアプリとクラウドアプリ。このぜい弱性を悪用すると、クラウドアプリにリモートログインして正規ユーザーのアカウントを乗っ取り、SmartThinQに対応しているそのユーザーの家電製品を不正に遠隔操作できてしまう。該当アカウントにひも付けされた家電デバイスは、冷蔵庫やオーブン、食器洗い機、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、ロボット掃除機など、あらゆるものが攻撃対象に