約10年前、シアトル市内最大のスターバックスへ初めて行ったときのこと。お店の扉を開くと、そこに広がるのはパソコンに向かっている人、人、人! カルチャーショック…というよりも、とにかく当時日本では見たことがない光景でした。 そしてそれは、スターバックスだけではありませんでした。シアトルのカフェでは、学生さんが昼夜構わず勉強していて、課題をこなしたり、グループで勉強会を開いていたり。ビジネスマン、プログラマー、いろんな人がパソコンに向かいながらコーヒー片手に黙々と仕事をしています。 コーヒーを飲みに来ている、というよりは、コーヒー代を払って場所を借りている感覚。お店側もコーヒーさえ頼んでくれていたら、どれだけ長居しようが全然気にしていない様子。 かくいう私も、家で仕事をしようと思えば思うほど、ついテレビを見てしまったり、仕事とはまったく関係ない知識をWikipediaで読み漁っているうちに数時
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