明治の文豪・夏目漱石がいま、ちょっとしたブームになっているそうです。 たとえば、1914年に朝日新聞で連載された「こころ」。 その100周年を機に、朝日新聞の朝刊で100年ぶりの連載がスタートしたことがきっかけで、文庫本「こころ」の売り上げが倍増しているとか。 その読者層も中高年から10代の若者までと幅広い世代のこころを、いまなおわしづかみにする夏目漱石。 その一生を1時間でたどる散策はいかが? 漱石の一生をたどる散歩は、東京メトロ東西線の早稲田駅から始まります。 高田馬場方面にある改札を出て、2番出口から地上へ。 すぐ右手に横断歩道があるので、これを渡りましょう。 目の前に東京をはじめとした関東から九州にかけて、さらに海外(タイ、シンガポール、オーストラリア)にも出店する外食チェーン店「やよい軒」が見えます。 ここがこの散歩の第1ポイントです。 1867年の旧暦1月5日、漱石はこの地で生