2014年8月2日のクラシカ・サン・セバスチャン(UCI1.WT)で、イギリス期待の若手、アダム・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ)が終盤のダウンヒル区間で落車した。 最後の峠で5人の先頭集団の中に入ったイェーツだが、残り3.5kmの下りで激しくクラッシュ。アゴを強打し、数針縫うケガを負った。 オリカ・グリーンエッジのニール・ステファン監督は、チームの公式サイトを通じ、「彼は回復し、すぐ元気に戻ってくるよ。彼がフィニッシュしていたらどうなっていたか、決してわからない。それがわかるには、来年以降、または今後のレースまで待たないとね」と勝利のチャンスを逃したことを悔しがっていた。 今季プロデビューしたイェーツは、ツアー・オブ・ターキーで総合優勝し、先週もイタリアのワンデーレースで優勝するなど活躍。また双子の兄弟サイモンはチームメイトでもあり、今年ツール・ド・フランスに初出場している。 《》