動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に投稿された、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと思われる動画=5日(写真:産経新聞) 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像がインターネット上に流出した問題で、検察当局は8日、福岡高検を主体とした捜査チームを設置し、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査に乗り出した。ただ、海上保安庁がその後、容疑者不詳のまま、国家公務員法違反と不正アクセス禁止法違反、窃盗などの罪で警視庁と東京地検に告発したことから、捜査主体を東京地検に変更した。 [フォト]調査を終えた海上保安庁の担当者ら 検察当局は流出先の動画サイト「ユーチューブ」を運営するグーグル側に、投稿者に関する資料の任意提出を求めたが応じなかったため、近く裁判所に差し押さえ許可状を請求し、押収する方針。グーグル側は捜査に協力する姿勢を示しているが、利用者情報の秘匿から任意提出は難しく、令