Webサービスやネイティブアプリを開発・運営する上で、「ユーザー目線」を持ち続けることは簡単なことではない。特にITリテラシーの高くない層へ向けたサービスの場合には、いかにユーザーのリアルな声を反映させるかが課題になる。 ユーザーがネイルの写真を投稿・共有するアプリ「ネイルブック」を運営する株式会社スピカは、2015年6月に新規サービス「サロンブック」をリリースした。元々はネイルブックの一部であった「ネイルサロンを探す」という機能を、UXを統一するために別のアプリとして独立させたのだ。 同サービスではユーザーにとっての「アプリの使いやすさ・わかりやすさ」を追求するために、「Sketch(スケッチ)」と「Prott(プロット)」を使ってアプリのプロトタイプを作成し、実装前にアプリのデザインや遷移を確認している。 さらに「UIScope(ユーアイスコープ)」や「Repro(リプロ)」を活用し、