中国は、今年6月にインターネット人口が世界最大の2億5300万人を突破し、検索エンジン利用者数も1億7500万人、利用率69.2%(CNNIC調べ)と高いことから、ぜひともおさえておきたいマーケットの1つです。そこで、今回から当サイトでは中国大陸(香港、台湾を除く)の検索エンジン相関図を掲載させていただく運びとなりました。 まず注目すべきは約70%という圧倒的なシェアを持つ「百度(Baidu)」と、ポータルサイトや主要サイトの囲い込みで2割強のシェア拡大を進める「谷歌(Google)」の2社です。音楽や動画など国内ニーズに合わせたサービスをいち早く自社で確立してきた「百度(Baidu)」は、反面、他の大手サイトへの検索エンジン提供やコンテンツ提携はあまり目立たないようです。一方、「谷歌(Google)」は、4大ポータルうちの2つ「新浪(sina)」、「騰訊(Tencent)」や、動画、音楽