あるフォルダ内のファイルを探索するには、Dir関数を使います。しかしこの関数では、指定したフォルダ直下しか探索できません。また、ひとつのプロシージャでサブフォルダまで探索する機能を実現したい場合には、一般的にはプロシージャからさらにそのプロシージャ自身を呼び出す”再帰呼び出し”という方法を使いますが、Dir関数を使ったプロシージャではそのような処理を行うことができません。 一方、「#100 FileSystemObjectでファイルの情報を列挙する方法」で説明しているFileSystemObjectオブジェクトでも、指定したフォルダ内の探索を行うことができます。さらにFileSystemObjectオブジェクトでは、上記の再帰呼び出しを実現することができます。 #100では指定フォルダ直下の例しか説明しませんでしたので、ここでFileSystemObjectオブジェクトによるサブフォルダ