米Adobe Systemsのラッセル・ブラウン氏は「シニアクリエイティブディレクター」という肩書きを持っているが、一般には「Photoshopエバンジェリスト」という呼び名のほうが知られている。エバンジェリストとは「伝道師」、つまりPhotoshopの魅力や使い方をユーザーに伝え、開発者とユーザーの仲立ちをするのがその仕事だ。 さらに言えば、ブラウン氏はAdobeの社員というよりも、「名うてのPhotoshop遣い」として有名だ。Webサイト( http://www.russellbrown.com/ )やポッドキャスティング、製品に付属するCD-ROMやセミナーなどで数々のTipsを発信することで、高機能と引き換えに複雑でわかりにくくなったPhotoshopの使い方を教えてくれる。その語り口はショーアップされ、「ソフトの使い方のお勉強」というイメージからはほど遠い。 28~29日に東京