こんにちは。税理士の高荷です。 平成31年(2019年)10月1日から消費税が10%に増税されます。(消費税が現行の8%に上がったのは、平成26年(2014年)4月1日です。) 消費税の増税は、消費者のみならず企業にとっても大きな問題となります。 具体的には、軽減税率に関する対応と、価格転嫁(かかくてんか)問題です。 中でも消費税の価格転嫁は、小規模な中小企業や個人事業者にとって重要な問題になります。 消費税の価格転嫁ができるかできないかは、主に下請け業務を行う中小企業にとっては死活問題です。 消費税が8%に増税された際も価格転嫁は、何かにつけて取り上げられました。 今回は、消費税10%への増税を前に、再度「消費税の価格転嫁問題の内容と対策」を、消費税の根本的な問題とともに解説します。 【消費税の増税に伴う軽減税率については、こちらの記事でまとめています】 【消費税10%への増税】軽減税率