ここから各ラックについて見ていこう。ネットワーク・バックボーン系では、まず幕張メッセに引き込まれる対外線の光伝送装置を積んだラックがある。今回もNTTcomやBBIXなどが対外線を提供。NTTcomからは100Gbps×2回線のコネクティビティを確保している。 エクスターナル・インターナルの境界セキュリティ対策をまとめたラックもある。たとえばA10のDDoS攻撃防御用「Thunder」や、東陽テクニカ提供の「Traffic Explorer」などが用いられていた。トラフィックの異常を検知したら、NTTcomのトラフィック解析システム「samurai」とA10の「Thunder」が連動し、ファイアウォールに通したり、トラフィックを曲げながら境界を防御。ネットワーク機器が正常稼働しているか確認するための可視化装置も、富士通やZabbixなどから提供された。 外部接続部のコアルータやCGNルータ
ShowNetは、Interopの由来となる「Interoperability」(相互接続性)を実検証する世界最大級のライブネットワークだ。産業界・学界・研究機関から集結したトップエンジニアが、数年後に実現するであろう技術を先駆けて構築するため、世界初となるチャレンジが多くみられる。 現在も、このような先進的なネットワークを組むのは、世界で展開されるInteropでも東京のイベントだけだ。それだけに来場者の注目度は高く、ShowNet出展社も真剣に取り組んでいる様子が伝わってくる。実際に今年のShowNetでは77の企業・団体、約400名のエンジニアが参加し、スポンサーから提供される機器・サービスの総額は70億円にものぼった。 今年のShowNetで、世界初・国内初の技術として披露されたものは、以下のとおりだ。 ■ASを超えたSDNによるパス交換 ■フル100Gファイアウォール/CGNの実
Interop Tokyo 2014 一日目に行ってきたのでその報告 前半です。 登壇者の方については敬称略となります。 資料が手元にないので、各セッション、気になったところを抜粋していく感じで。 有償のセッションなので、全部書き起こす気はないのですが、どの当たりまで書いていいのか悩ましいです。 私の感想については、「感想」と書き、その他の記述はすべていずれかの登壇者の発言(意訳はあり)です。 1.急激な進化を遂げるSSD新技術のロードマップ 登壇者 さくらインターネット株式会社:田中 邦裕 株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社:田中 陽一郎 日本サムスン株式会社:岡田 圭介 インテル株式会社:田口 栄治 内容 SSDは普及期に入った。もう、結構普通に使われている。 今年は、PCI-E系のSSDの普及の歳になるのではないか インターフェース(SATA、SAS)はネック。PCI-E、
2013年6月12~14日の3日間にわたって開催されている展示会「Interop Tokyo 2013」に先立つことほぼ半年前の2013年1月、「きれいな無線をもとめて」という記事がInterop ShowNet NOCブログで公開されました。皆さん、ご覧になったでしょうか? これは、会場内に大量の電波発信源があり、電波が強烈に「汚い」状況になるInteropで、ストレスなく無線LANを使えるようにしたいという決意を表明する記事でした。 Interop Tokyo 2013初日の6月12日、その取り組みの詳細が公開されました。無線機器の持ち込み制限などを行うことなく、いろいろな電波が出ている環境において公式無線LANサービスの品質をできるだけ維持する、という方向性に基づくものでした。 ポイントは以下の5点です。 アクセスポイントのマイクロセル化 コントローラによるアクセスポイントの統合管理
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