アンワル・アウラキ(Anwar al-Awlaqi)師(2010年9月26日提供)。(c)AFP/SITE Intelligence Group 【9月30日 AFP】イエメン国防省は30日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織幹部のアンワル・アウラキ(Anwar al-Awlaqi)師が、アルカイダの工作員とみられる数人とともに殺害されたと発表した。 声明では詳細は明らかにされなかったが、地元の関係筋は、アルカイダが拠点を置く同国東部マーリブ(Marib)で30日朝に空爆があり、車両2台が攻撃され、アウラキ師が死亡したと述べた。別の情報筋は、数日前から米国の航空機がマーリブ上空に飛来し、空爆を行った軍用機も米国のものとみられると語った。 イエメン国防省は前年の12月24日にもアウラキ師が空爆で死亡したと発表していたが、後に死亡していなかったことが明らかになっていた。 米国とイ