「あえて自分がする理由もない」「炎上してしまうのでは」――ネットが普及し、誰でもできるようになったからこそ、そんな懸念からためらってしまう人もいる情報発信。そんな中で、あるベテランブロガーが、会社員として働きながら1000日連続のブログ更新を達成しました。徳力基彦さんに、そのチャレンジの理由をたずねました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) <プロフィール>徳力基彦(とくりき もとひこ) 1972年生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、新卒で入社したNTTを若気の至りで飛び出して、仕事が上手くいかずに路頭に迷いかけたところ、ブログとSNSのおかげで人生が救われる。その際の経験を元に、書籍『普通の人のためのSNSの教科書』を出版し、現在はnote社でビジネスパーソンや企業におけるnoteやSNSの活用についての啓発やサポートを担当している。また、ブロガーとして、日本の「エンタメ」の未来や