次は、以前調べて御回答したものです。参考になさってください。 >「かしら」は「か知らぬ(か知らない)」が元の形です。この「か知らぬ」の形をよく残しているのが 「かしらん」です。「か知らぬ→か知らん→かしらん→かしら」と変化してきたわけです。 江戸時代には「かしらん」が主流でした。 「かしら」は、今では終助詞として、次のような意味を表します。 ①疑ったりいぶかしがったりする気持ちを表す。「~であろうか。」の意味。 「これでいいかしら。」「彼、どうしてしまったのかしら。」 ②「くれない(いただけない)」の後に付けて、依頼を表す。 「これ、持ってくれないかしら。」 「かしらん」という言葉も、一昔前の本(五十年ぐらい前までの)に見ることができます。しかし、明治、 大正、昭和と時代を下るにつれ、次第に「かしらん」は使われなくなり、専ら「かしら」ばかりが使われ るようになりました。 「かしらん」は、昔