スクウェア・エニックスは9月26日、『トライアングルストラテジー』Meta Quest版を発表し、10月31日に発売すると告知した。Quest Pro/Quest 2/Quest 3のほか、本日発表されたQuest 3Sにも対応予定(関連記事)。日本時間では11月1日午前2時に発売予定で、価格は税込3990円となる見込みだ。 『トライアングルストラテジー』は、2022年3月にNintendo Switch向けに発売されたタクティクスRPGだ。舞台となるのは三国による戦乱の広がる大陸「ノゼリア」。ある出来事をきっかけに三国の均衡が大きく崩れ始めたこの地で、さまざまな人物の視点から群像劇として物語が描かれていく。 ゲームプレイはシミュレーションRPGとして展開。高低差やユニットの向きなども戦略に関わるシステムが採用されている。またゲーム中のさまざまな選択・行動が「BENEFIT」「MORAL」
なぜMeta Questか インターネットの人の終わり: pha『パーティーが終わって、中年が始まる』で書いたようにVRヘッドセットは私が思っていたより普及しているのを知りました。そこで現時点で一番普及しているMeta Quest 3を入手して体験してみたいと思い、先日購入しました。 Meta Quest 3 128GB | 画期的なMR(複合現実) | PC VR/MR ゴーグル Meta QuestAmazon 消費者視点としてはしばらく使ってみて満足したので、次はクリエイター視点で遊んでみることにしてアプリ開発をする方法を調べました。 Quest 3はAndroidベースのOSなので、開発者はUnityやUnreal Engineなどのツールで3Dゲームを作って、それをAndroidアプリとして提供するというイメージです。 私の環境はApple SiliconのmacOSデスクトップ
株式会社バーチャルキャスト CTO MIRO/岩城 進之介 1972年生まれ。東京都出身。複数の企業において、映像制作やオーサリングツール、PDA端末の内蔵ブラウザなど、多岐な開発に携わる。個人としては2000年代に「携帯動画変換君」の開発などで注目を集める。2011年に株式会社ドワンゴに入社。360度LED画面を擁した没入型映像ライブ施設「ニコファーレ」でのネット連動演出システムや、ARライブシステムの開発など、AR、VR、放送技術、イベント演出のシステム開発を手掛ける。2018年、3Dアバターの共通フォーマット「VRM」を設計・提唱。同年、バーチャルキャストの立ち上げに携わり、CTOに就任。2023年、POPOPO株式会社を設立。 X ブログ「MobileHackerz」 バーチャルキャスト公式サイト VRMコンソーシアム POPOPO株式会社 かつて、「携帯動画変換君」というフリーウ
私を含む。 結論を先に書きます。 まだ面白くない。 私や周りのみんなは満足かもしれないが、コンテンツとして閉じた「領域」にはまだ至っていない。 作れる人がいない。 やりたいことをやる為に必要なモノが多すぎて、それをわかっている人がいない。 時間が掛かりすぎる。 極論を言えば「ゲームより自由な媒体」なので「ゲームより時間が掛かる」はず。 だから今現在の時間感覚では詰めきることができない。 規定された期間でどうにかするべきというのは、別の話。 だから継続性のためのボトルネックになっているのは「限界を作れる人間」だと思う。 そこまでいかないと面白くないから。 今現在で面白いと言っている人が、ただ「VRが面白い」と言っているのか「コンテンツが面白い」と言っているのかを私達は区別できない。 そして制作時間が全然足りていない。 量産化をするのはコンテンツを終わらせる行為だと私は思う。 作業の為の時間で
PSVR2がPC対応へ 目標は2024年内 SIEが1周年ブログで明かす ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、VRヘッドセット「PlayStation VR2」(PSVR2)を2024年中にPCに対応する予定があることを明かしました。この情報はPSVR2の発売1周年を記念するPlayStation公式ブログにて明らかになりました。 待望のPC対応 PSVR2は、2023年2月22日に発売されたVRヘッドセットです。PlayStation 5(PS5)とUSB Type-Cケーブルで有線接続してVR体験が可能。「バイオハザードヴィレッジ」「グランツーリスモ7」などのVR対応タイトルを含む40以上の専用タイトルがリリースされてきました。 性能としては、片目あたり2000×2400の解像度の有機ELパネルを採用。オーブ型のコントローラーを左右の手に持って操作を行います。コントローラーに
こんにちは、バーチャルってますか?昔バーチャルリアリティーの研究をしていたものです。 Apple Vision Proが現行VRの頂点にいままさに君臨しつつあることを簡単に解説したいと思います。 まず、VRの歴史からVirtual reality(VR)の歴史は古く、狭義の"コンピューターで作られた仮想空間を現実であるかのように疑似体験する"という意味でも50年以上前から存在します。 Computer Generated Image(CGI)を利用した模擬飛行装置、いわゆるフルフライトシミュレーターがJALに導入されたのは1977年です。 本物の飛行機に訓練生のせて飛ばすのに比べたら、安全で安価で何度でも使える大変にオトクな装置だったからですね。 (フライトシミュレーターはざっくり100年ほどの歴史がありますが、CGIを本格的に利用しだしたのはここ50年程です) とはいえ、あくまで比較の問
2015年に設立され、2021年にTikTokの運営元であるByteDanceに買収された中国のVRデバイスメーカー・Picoが、次世代VRデバイスの「Pico 5」の開発を見送ったとしたと報じられました。IT系ニュースサイトのThe Informationは「Pico 4の売上がByteDanceの期待を大きく下回ったから」と解説しています。 ByteDance Axes Next VR Headset, in Pullback From Meta Battle — The Information https://www.theinformation.com/articles/bytedance-axes-next-vr-headset-in-pullback-from-meta-battle Pico 5 Has Reportedly Been Canceled https://www
レースすげえ通り越して車庫入れしたくなる!『グランツーリスモ7』 まずは『グランツーリスモ7』だ! 映画公開時期だったのでタイトル画面も映画モード。映画めっちゃ面白かったよ泣いちゃったウオオーッ!! 視界が「マジ」のやつ!!!(スクショだと伝わりにくいやつ!!!)首を動かすと視界も動く! VRだからそうなんだけど! ウワーッ! 後ろが向けるよぉーっ!! え!? 後ろが向けるのすごくないですか!? いやVRゲームってそういうもんだろ当たり前だろって言ったらそうなのかもしれないけど! 「あるんだ後ろ!!!」って感動してしまった。 うわーやべー。めちゃめちゃキョロキョロしてしまう。よそ見運転してしまう。でもゲームだからよそ見運転してもOK! うおーっ! いい景色だぜーっ!グワーッ! 『グランツーリスモ7』ではPS VR2 Senseコントローラーは使用せず、あくまで通常のゲームの一部がVR視界対
こんにちは。また揉め事…。揉め事ばかり漁っていて申し訳ないのですが、登録商標でキーとなる言葉を抑えたいという気持ちはわかるので、どうしてこういうことになってしまうのか、他山の石として事例を研究したいと思います。第三者ですので、どちらの肩を持つということはなく、専門家として品位ある記載に努めたいです、はい。 現時点で入手できる情報からわかるコトの次第まずネット上の記事はこちら↓ VR機器については、oculus rift sを持っている程度で(5万円ぐらいする高いおもちゃでしたが使わなくなってしまい…)、VRチャットとかclusterとかにどっぷり浸かっているわけではありませんが、「フル〇〇トラッキング」を「フルトラ」とか略して呼んでいるのだろうなという推測くらいはできます。 株式会社Shiftallさんは商標「フルトラ」について、指定商品を第9類「バーチャルリアリティ用ヘッドセット」その他
西川善司の3DGE:ついに話してもらえた。PlayStation VR2を支える技術のすべて〜PS VR2はこうして作られた ライター:西川善司 PS5向けのVR対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,VR HMD)「PlayStation VR2」(以下,PS VR2)の発売から半年が経った。発売直後の興奮が一段落した某日,ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント(以下,SIE)は,「PS VR2について,何でも聞いてください」という,かなりオープンな取材機会を用意してくれた。 2022年9月に行われたPS VR2のお披露目イベントでは,詳細な質問ができなかったので(関連記事),これはなんとも嬉しい機会だ。筆者は意気揚々と,ソニー本社に向かったのである。 複数のプロトタイプを装着して大はしゃぎの筆者 2016年に始まったPS VR2の開発プロジェクト 取材に対応していただいたのは,高橋
──開発はいつ、どのようなメンバーでスタートしましたか。 初代PlayStation®VRが2016年に発売されましたが、同じ2016年頃から次の世代をどうするか、企画コンセプトの議論は始まっていました。2016年に企画コンセプトの話をスタートさせて、いろいろな技術をプロトタイピングしていくのは2017年の頭のあたりから検討が開始されました。じつは、PS VRが発売される前の段階から、R&D(研究開発)として将来のVR技術は研究されており、そうした要素を確認しながら、実際の商品にどういうものを載せていくか、どういうものを技術検討していくかは、2017年の頭から細かく議論していました。 メンバーとしては、すでに将来のVRの技術要素を検討していたR&Dメンバー、そしてPS VRの商品化に携わっていたメンバーが多く入ってきました。PS VR2のシステム全体をどのように信号処理していくかを検討する
これはVRヘッドセットではない 「VRじゃない、もっとすごいものなんだ! WOW!」 「携帯電話じゃない、iPhone(後のスマホ)なんだ! YEAH!」 という話が大量に飛び交いそうなんで、とりあえずちゃんと釘を刺しておかねば。Timが発表するときにXRとも、VRとも言わずに「an entirely new AR platform」と言っていた。そう、こいつはVRのように見えるが、AR platformとして発表されたものである。ここを見誤ってはいけない。 またTimはこう続けている。「Vision Pro is a new kind of computer」だと。なので、アプローチとしては(当初の)Meta Quest Proに非常に近いアプローチ。あれも「コンピューターを置き換える」ような言い方をしていた。が、Quest Proと、世に広く使われているQuest 2等の「いわゆるVR
世界最軽量でVR体験を変える 「つけていることを忘れる」VRヘッドセット「Bigscreen Beyond」 2022年後半から2023年前半にかけてVRヘッドセットに新たな波が訪れている。Quest Pro、VIVE XR Elite、PlayStation VR2、MeganeXなど、枚挙に暇がない。 そんな中、2023年2月に突如として発表されたVRヘッドセットが「Bigscreen Beyond」(以下、Beyond)だ。世界最小・最軽量を謳(うた)い、性能も飛び抜けている新たなVRヘッドセット。驚くべきことに、このデバイスを作ったのはBigscreen VRというスタートアップだ。 Bigscreen VRは、VRヘッドセットをかけて、バーチャル空間で友達と大画面でNetflixなど様々な映像を見ることのできる「Bigscreen」というサービスを提供している。さながらVR映画館
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 PlayStation VR2が発売になった。私自身記事は複数書いたし、他にも多数のレポートが出ているので、PS VR2自体の話はそろそろ食傷気味……という人もいそうだ。 一方で、「HMD」全体を見通した時、PS VR2はかなり特徴がはっきりした存在である。 それはどういうことなのか? 今、他のHMDはどのようなトレンドで流れているのだろうか? 今回はその辺を考察してみたい。 ※この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2023年2月27日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。コンテン
Metaが2023年以降4年間のロードマップをニュースメディア・The Vergeに対して公開し、MetaのARおよびVRに関する計画を紹介しました。プレゼンテーションの中でMetaは、3種類のVRヘッドセットやAR対応のスマートグラス、「ニューラルインターフェース」のスマートウォッチの発売計画を明らかにしています。 This is Meta’s AR/VR hardware roadmap for the next four years - The Verge https://www.theverge.com/2023/2/28/23619730/meta-vr-oculus-ar-glasses-smartwatch-plans Metaは2022年11月に全従業員の約13%に当たる1万1000人の解雇を行なっており、2023年にもさらなる人員削減を行う見込みです。そんなMetaは人員
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