30日目は、最終的にどんなアプリケーションが作れるのかをとことん追求した内容となっている。まずは、コマンドライン上で動作する計算機、次にテキストビューアー、そして音楽プレーヤー、画像ビューアー、と続く。テキストエディタやお絵かきソフトではなく、あくまで「ビューアー」となっているのは、はりぼてOSにファイル書き込みのAPIが存在しないからだ。ここは、しょうがない。そして、最後に、IPLの改良と、CD-ROMからの起動に対応するためのツールが紹介されており、本書は無事、終了となる。 そんなこんなで、長かったような短かったような1ヶ月が過ぎ去りました。ついに本書を読み終えることができました。はりぼてOSにはまだまだ不十分な機能が山のようにあります。だから31日目では、それらの機能を今度はあなたたち自身で改良していってください、といった感じになっています。また、これからOS作りをやろうと考えている