映画やドラマの制作などを手掛ける「映画24区」(東京都中央区)は2022年5月1日、運営する映画学校の指導方針を見直すと発表した。 映画界で相次いで明るみとなっているハラスメント問題を受けての対応で、安心できる環境づくりに努めるとしている。 <【写真】三谷一夫代表> ■「過度な身体的接触が起こらないよう配慮」など3点掲げる 俳優向けの有料映画学校「映画 24 区トレーニング」は2009年に開校した。 公式サイトによれば、これまでに170人の映画関係者を招き、300回の授業を開催、のべ1万3000人超が講座を受講した。 映画24区代表で映画プロデューサーの三谷一夫氏は5月1日、指導方針を見直すとウェブサイトで発表した。理由を「昨今、映画界を中心に起こっているハラスメント問題を真摯に受け止め、映画24区でもワークショップのこれまでの運営を反省し、見直し致しました」と説明する。 方針として「ハ