環境アセスメント分野の国際学会である国際影響評価学会(IAIA)の日本支部は15日、明治神宮外苑地区の環境アセスの手続きに問題があるとして、東京都に対し、事業者に工事の一時停止を命じるよう勧告した。 事業者が作成した環境アセスの評価書が1月に告示され、事業者は3月に着工した。再開発の見直しを求めてきた日本イコモス国内委員会は評価書の内容に誤りがあると指摘。アセスのやり直しを求めたが、都の審議会は事業者に再説明させた上で、5月、「従来の予測や評価を変更するような虚偽や誤りはなかった」と結論づけた。