最初に断っておくが、わたしは、宮崎あおいは好きだ。 毎朝、宮崎あおいを見ることができる 純情きらり は、津島佑子原作『火の山ー山猿記』をドラマ化したものだ。問題は 津島佑子の父は太宰治で、津島佑子の姉園子の夫は、旧橋本派を引き継いだ津島雄二議員 だということだ。現役の有力自民党議員の妻(というか津島議員が婿入りしているわけだけれども)の実家が朝ドラの舞台になる、なんてことは、今までなかったのではないか。 昨日、 こんなに朝ドラが露骨に政治利用された例はないんじゃないか と知り合いに話をしたら、総スカンを食らった。彼らは全員40代、独身男性で、「純情きらり」のファンだ。所謂「筋金入りのオタク」である彼らが、こんなに簡単に、 メディアにやられる とは思わなかったので、驚いた。いや〜、高年齢オタクの弱点は 好きなものについては、判断を中止する ということなのだな、たぶん。普段、あれだけ、政治関係