昨年ほど逼迫(ひっぱく)してはいないものの、まだまだ予断を許さない電力供給。さらに電気料金値上げといった要因もあり、家庭の節電に対する意識は衰えていない。インターネット調査のネオマーケティングが実施した「節電に関する調査」(※1)によると、83.6%の人が「今年の夏も自宅で節電する」と回答したという。また節電の内容では「こまめに照明を消す」が1位。「節電のために購入した機器」の設問でも「LED電球」がトップになるなど、家庭内消費電力量の16.1%を占める照明器具(※2)に注目している人は多い。 逆に節電をしない人に理由を聞くと、上位には「面倒だと思うから」「我慢するのが嫌だから」といった意見が並ぶ。確かにエアコンの設定温度を上げたり、テレビを消したりといった方法では我慢も求められるだろうが、ことLED照明に関していえば、手間は電球を買ってきて取り換えるだけ。しかも数年前には「暗い」「光が広