自民党の中川秀直元幹事長は29日、所属する町村派を退会した。中川氏の事務所が書面を通じて発表した。中川氏は退会の理由について、同日付の自らのブログに「先の総選挙での厳しい審判を受け、派閥政治からの脱却を図るべき時と考える。今後とも自らの信条に従い、脱派閥・脱官僚の新しい政治の確立に向けて、同志議員とともに力を尽くす」と記した。
与党内で衆院選先送りの声が強まる中、自民党の中川秀直元幹事長が早期解散に向け、一人気勢を上げている。中川氏は最大派閥・町村派代表世話人ながら先の総裁選で小池百合子元防衛相を擁立して敗れたため、発言力は著しく低下。経済成長重視「上げ潮派」のリーダーとして若手・中堅を育てつつ麻生太郎首相を牽制(けんせい)し続けるが、後ろ盾だったはずの小泉純一郎元首相が引退表明したこともあり、孤立感が深まっている。(加納宏幸) 【写真で見る】アキバで絶好調!の麻生首相 「麻生さんは保守本流。吉田茂元首相の孫だから必ず王道を歩んでくれるはずだ。民意の信を得てから12月に予算編成をするのが王道ではないか」 中川氏は27日、茨城県日立市に1回生議員の応援に訪れ、早期解散の必要性を説いた。 さらに安倍晋三元首相、福田康夫前首相の2代続けてねじれ国会にさいなまれた末に行き詰まったことに触れ、「このままいくと安倍さ
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