"Itojun Fund"の創設が先のISOCに承認された、という話を聞いた。 これまでのitojunさんの功績を讃え、IPv6の研究開発や普及活動に貢献した人を支援するファンドとして運営されるという。オーガナイザーとして、itojunさんのご家族のほか、村井純氏、江崎浩氏、Ole Jacobson氏、Randy Bush氏、Bob Hinden氏といった、IPv6の(というよりインターネットの)第一人者が顔を揃えている。 ISOCでこうしたファンドが作られるのは"Jonathan B. Postel Service Award Fund"に続いて二人目となる。その事実からもitojunさんの功績の偉大さを改めて認識させられるが、むしろ同氏の意志が今後も続くことを、IPv6の普及活動に関わってきた端くれとして素直に喜びたい。 以前よりは風当たりは弱まっているようだが、巷ではIPv6の要否と