自給するぐらいの農業は難しくない 農業では食って行くのは難しい、という常識のパワーは凄まじいのだが、実際に移住している人に聞いてみると意外にも「自分たちが食べる分の野菜を作るのは難しくないですよ」という答えが異口同音に返ってくる。 一口に農業と言っても、要所要所の大きい作業が必要な穀物類(お米や小麦)と、マメな手入れが必要な野菜とそれぞれ性質が違う。マメな人は野菜を育てるのに向いているし、集中してやりたい人は穀物類が向いているかもしれない。 また、同じ野菜でも、ネギやニラなどほったらかしでも育つものもあれば手のかかる物まで色々である。お米も病気が大変だとか色々言われるが、過密に植えすぎると病気になりやすく、そのため農薬を使っているという要素もある。これで稼ごうという姿勢で欲張らずに、過疎気味に植えれば農薬散布などの手間も費用も減らせる。 大事なのは、それぞれの特徴とどういう農業がいいのか、