湘南地域の海の家の一部が「クラブ化」している問題で、神奈川県逗子市の逗子海水浴場の安全対策協議会は11日、音楽の全面禁止など6項目について協議し、指導・勧告に従わない場合、退去命令を出せるようにするなどの規制強化案をまとめた。 市は、この案をたたき台として市民から意見を募り、来年2月定例会に関連条例の改正案を提案する予定。 協議会はこの日、平井竜一市長が10月に示した〈1〉音楽の禁止〈2〉海の家の営業終了時間を午後6時半にする〈3〉海の家以外での飲酒禁止など6項目について検討。規制は海水浴場の開設期間に限定するものの、音楽は海水浴客が個人的に流すのも禁止することを決めた。 市は16日午前10時から市役所で市民説明会を開くほか、同日から1か月間、パブリックコメントを行い、規制強化案に関する市民の意見を募集する。 平井市長は「全国に誇れる条例にしたい。海水浴客は減少すると思うが、ファミリー層が