(CNN) 戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ地区中部のデイルアルバラにある病院当局者は28日までに、イスラム教の神聖な行事「ラマダン」(断食月)に伴う夜の礼拝のために教徒が集まっていた場所にイスラエル軍の空爆があり、少なくとも21人が死亡したと証言した。 「アルアクサ殉教者病院」の当局者は、犠牲者には女性6人と子ども10人が含まれるとした。目撃者も夜の礼拝を捧げていた際の惨事とCNNに証言した。 小児科医とする証言者は、子どもたちと共に夜の礼拝に臨んでいたが、イスラエル軍の空爆が突然始まったと主張。 安全だと言われたデイルアルバラに家族と共に来たが、「他のどこの場所に行けば良いのだ?」との疑問をぶつけた。「我々は全員が民間人であり、(イスラム組織の)ハマスやイスラム聖戦などとは関係がない。普通のパレスチナ人だ」とも訴えた。 イスラエル軍が空爆したのは吹き飛んだ住居用の建物とみられる。生存者の