歩兵約10,000 騎兵約300 戦象の大半(16頭死亡、残りの大部分を鹵獲された。) 他に捕虜約4,000人 ラフィアの戦い(英: Battle of Raphia、紀元前217年6月22日)は、第四次シリア戦争の戦闘であり、セレウコス朝の王アンティオコス3世とプトレマイオス朝のプトレマイオス4世との間で戦われた会戦である。この戦いは第4次シリア戦争の帰趨を制した。この戦争はアンティオコス3世が、プトレマイオス朝の支配下にあったシリア南部(コイレ・シリア)の支配権獲得を目指してプトレマイオス朝の領土に侵攻したことではじまった戦争である。ラフィアの戦いでアンティオコス3世は敗れ、セレウコス朝の南部シリア方面への拡大政策は頓挫し、プトレマイオス朝は自国領土を防衛することに成功した。 背景[編集] 紀元前222年に発生したメディア、ペルシスでの反乱(モロンとアレクサンドロスの反乱)を鎮圧したセ