オリンパスが英子会社の買収時にファイナンシャルアドバイザー(FA)に対し総額6億7800万ドルの手数料を支払っていた問題で、英紙などが「英子会社の監査法人が、会計上の問題の恐れがあるため監査から撤退していた」と報じたことに対し、同社は10月24日、「会計上の問題から監査法人が監査から撤退した事実はない」とコメントした。米紙によると、米連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出したという。 報道では、オリンパスが2008年2月に買収した英子会社・医療機器メーカーGyrus(ジャイラス)の監査はKPMGが担当していた。KPMGはFAへの手数料支払いに問題が生じる恐れがあると認識し、監査を降りた、という。 オリンパスによると、09年7月に契約満了に伴い監査法人をあずさから新日本に変更しており、これに伴い主要海外子会社の監査法人も、あずさが加入しているKPMGから、新日本が加入しているErnst&Youn
印刷 関連トピックスギリシャ フランスとベルギーに経営基盤を置く金融大手デクシアは9日午後、取締役会を開き、両国政府に支援を要請する。公的管理のもとで会社を解体し、優良資産を他社に売る事実上の破綻(はたん)処理に入る見込みだ。ベルギー政府は自国内の資産を一時国有化することも検討する。 ギリシャの政府債務(借金)危機が起きた昨春以降、欧州の主要金融機関の経営破綻は初めて。 両国の首相らも同日、ブリュッセルで会合を開き、預金者保護などの支援方針を詰めた。 欧州メディアによると、デクシアが持つ資産を優良資産と不良資産に切り分ける案が有力になっている。優良資産はさらに国別に分ける。ベルギー国内の資産はベルギー政府が一時国有化し、フランス国内分は同国の公的金融機関が買収する案が出ている。ルクセンブルクにも資産があり、この分は欧州以外の資本家への売却が検討されている模様だ。不良資産も各国政府が
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