IT大手の「楽天」は、住宅の空き部屋などを有料で貸し出す「民泊」の分野で海外の大手宿泊予約サイトと提携し、今後、国内の物件情報の海外での発信を強化することになりました。 それによりますと、楽天は民泊事業の子会社で扱っている物件の情報を、ブッキング・ドットコムの宿泊予約サイトに掲載します。 ブッキング・ドットコムは、229の国や地域の宿泊施設の情報を掲載する世界最大級の宿泊予約サイトを運営していて、楽天はこのサイトを通じて海外での情報発信を強化し、外国人旅行者の民泊利用の拡大につなげたい考えです。 民泊事業を手がける「楽天ライフルステイ」の太田宗克社長は「今は予約サイトがホテルなどの宿泊施設と民泊で分かれてしまっているが、世界最大級のサイトにどちらの情報も載せることで、旅行者にさまざまな選択肢を提示できるようにしたい」と話しています。 民泊をめぐっては、ルールなどを定めた新たな法律が来年6月