イラクで過激派組織IS=イスラミックステートが主要都市ラマディを制圧したのを受けて、政府軍とともに数千人のイスラム教シーア派の民兵組織がラマディの近くに集結し、奪還に向けた作戦に近く乗り出すものとみられます。 地元メディアによりますと、ISの戦闘員は政府軍の兵士の自宅などに火を放って市内に兵士が残っていないか探し回っているということです。 また、ラマディの東の郊外では18日も、政府軍とISの衝突があったということです。 地元の当局者は一連の戦闘で、政府軍の兵士や住民などおよそ500人が死亡し、ラマディから新たに避難した住民は8000人に上るとしています。 ラマディが制圧されたことを受け、イラク政府は急きょ、イスラム教シーア派の民兵組織に支援を要請し、地元の議員によりますと、いったん退却した政府軍の部隊に加えこれまでに4500人の民兵がラマディ近郊に集結しました。政府軍と民兵組織はラマディ奪