人の脳はいろいろと間違いをおかしがちなところがある。もちろんそれは限りあるリソースを節約するためだったり、生存に必要なものなのかもしれないが、脳の勘違いは人の気分も左右する。 人は自転車のヘルメットをかぶっているだけで、すっかり気が大きくなってしまうのだそうだ。 しかもヘルメットの保護機能とは全然関係のないシチュエーションでもOKだそうで、なにかと不安になりがちな人には色々と応用方法がありそうだ。 自転車用ヘルメットを使ったギャンブルゲーム実験 ドイツ、フリードリヒ・シラー大学イェーナとカナダ、ビクトリア大学の心理学者は、参加者40名に実験としてコンピューター上でトランプをプレイしてもらった。 このゲームでは、各ターンごとに高リスクか低リスクかのどちらかのギャンブルをやるか選択しなければならない。 このとき、参加者の半分には、自転車用ヘルメットに視線を追跡するデバイスが内蔵されていると説明