実績と信頼性に加えセキュリティを評価 東証が新たなバックアップシステムの基盤に採用したのが、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」である。 東証は2010年よりクラウド型Webセキュリティ対策「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」を導入し、Webフィルタリングやアンチウイルスなどセキュリティ機能のクラウド化を実現。「資産リスクを負うことなく、最新かつ高度なセキュリティ機能の実装により、システムの安全性・信頼性を大幅に高めることができました」(木俣氏)。IIJ GIOを採用した背景には、既存システムでの高い実績と信頼性が大きく寄与している。 データセンターとしての機能も高く評価している。「取引データ蓄積システムは市場取引に関する重要データを記録するため、その保管場所であるデータセンターには極めて高い信頼性が求められます」と話す五十嵐氏。その点、IIJ GIOは国内有数のISPである