kubernetes活用のための第3回はTelepresenceを活用して疎通確認やテスト環境のデバッグなどを効率よく実施します。 1. はじめに Kubernetes上にシステムを開発する場合、マイクロサービスを採用するケースが多いと思います。(もちろんそうでないケースもありますが) 全体がマイクロサービス化されたシステムの1サービスを担当する場合、他サービスと接続しながらのデバッグやテスト環境上で発生している問題の確認など、ローカル環境だけでは実施が難しい場面にたびたび遭遇します。もちろん、ローカルに環境を再現したり、デバッグログを仕込んだイメージをテスト環境にデプロイして確認することも可能ですが、もう少し簡単に実施したいですよね。今回はそういった場合にローカル環境上で自身のアプリケーションを動作させながら、別の環境にあるクラスタと通信する方法を検証してみます。 本記事ではKubern