富士通は2012年12月5日、COBOL開発・運用ソフトウエアの新版「NetCOBOL V10.5」を発売した。COBOLで開発したバッチアプリケーションをApache Hadoopで並列分散処理する機能を搭載する。オンプレミス用途のパッケージのほか、同社のクラウドサービス「Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/S5」のオプションサービスとしても提供する。 NetCOBOLは、Windows、Solaris、Linux上で動作するCOBOLアプリケーションの総合開発環境と運用環境を提供する。新版では、Apache Hadoopのフレームワークである「MapReduce」とCOBOLのデータ形式の違いを吸収するために、同社独自のデータ変換機能を実装。COBOLのデータをMapReduceの入出力データとして扱う機構により、COBOLバッチアプリケーションを再コ