今回は『プラスチックリトル』の「オッパイ」について書く。この場合は「乳房」とか「バスト」といった言葉では、だめなのだ。「オッパイ」という、ちょっと口に出すのが恥ずかしい言葉が、適切だと思う。別にエロい話をしたいわけではない。すごくマジメな事を書くつもりなので、我慢して最後まで読んでいただきたい。 OVA『プラスチックリトル』がリリースされた当時、そのシーンにショックを受けた僕は、知人にこの作品を薦めまくった。勿論、薦めるポイントがポイントだったので、相手は同年輩の男性ばかりだった。アニメーターの友人はあまりのインパクトに大笑いし、脚本家の友人は「風呂場のシーン以外は、記憶に残らないよ!」と怒り出した。近年になってとあるカリスマアニメーターが『プラスチックリトル』を観ていないと聞いたので、是非観てほしいと言った。彼の感想が聞きたかったのだ。「いや、観なくても大体は見当がつくよ」と言っていたカ